京都アニメーション AIR
京都アニメーションのAIRをご存知でしょうか。
京都アニメーションのAIRについて詳しく紹介しています。


AIRの製作

京都アニメーションは2003年、初の元請制作のテレビアニメ『フルメタル・パニック? ふもっふ』を手がける。以後自社元請制作に専念するようになり、それまで主に業界内で知られる存在だった京都アニメーションの名を知らしめたのが2005年放映のテレビアニメ『AIR』だった。

この『
AIR』以降、2005年からゲームブランドKeyが製作した恋愛アドベンチャーゲームをテレビアニメ化し、『Kanon』『CLANNAD』と、毎年京都アニメーションは1作ずつ制作している。『AIR』(エアー)は、ゲームブランド・Keyが制作したAIRの第2作目の恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作としてメディアミックス的展開がなされたアニメやコミックなどの作品群のことをいう。




アニメAIRのヒット

AIR』はゲームブランド・keyの第2作目の作品である18禁の恋愛アドベンチャーゲーム。Windows用ゲームとして200098日に18禁AIRの初回版が、2001719日に18禁通常版が、2001727日に全年齢対象版が発売された。

AIRは2001920日にドリームキャスト版(全年齢対象)が、200288日にプレイステーション2版(全年齢対象)が、また、全年齢対象版に含まれたイベントCGを追加したものとして、200548日にWindowsDVD-ROMAIR Standard Edition』(18禁)が発売された。さらに、AIRは200591日には、プレイステーション2用ベスト版(廉価版、CEROレーティング15歳以上対象)が発売された。ソフトバンクモバイルの3G対応端末とNTTドコモのFOMA向けにも配信、AIRはプロトタイプよりPSP版が20071122日に発売された。

AIRの前作『
Kanon』と同様に少年少女の恋愛劇に不可思議要素を絡めたアドベンチャーゲームであり、AIRは完成度の高いシナリオと高品質で内容に合った音楽・歌が相まって、AIRは涙を流さずにはいられない「泣きゲー」の代表的作品の一つとされ、根強い人気と絶大な支持を得ている作品である。AIRは2000年の年間セールスは10万本を超える大ヒットとなった。


AIRの展開

AIRは構成に革新的な面があったためか、発売以降コンシューマ版への移植や各種アンソロジーコミック以外ではほとんどメディアミックス的展開がなされなかった。しかし、AIRの原作発売後4年たった2004年になってAIRがコミックの連載が開始され、翌2005年には京都アニメーションによってTVアニメ化、BS-iにて京都アニメーションのAIR全12話と総集編に加え、京都アニメーションのAIRの特別編2(AIR IN SUMMER)が放送された。また同年には東映アニメーションによる劇場映画化がなされた。

このようにAIRが長く間が空いたにも関わらずメディアミックス展開されるのは、同手法が広まってからでは、特にゲームを大元にするものとしては稀有なケースである。また、ファンによる同人展開もイラスト・コスプレ等ビジュアル中心なものを除けば、人気と評価の割にはかなり少なかったのも特徴である。京都アニメーションのAIRの
TVアニメ版はDVDの売上数において2005年アニメDVD売上ランキング年間2位を記録するヒットアニメとなった。また20061222日にはBlu-rayディスクBOXが販売された。

AIRの映像が
HD映像にアップコンバートされるだけでなく、音声も5.1chサラウンドとなり、AIRは映像・音声の両面において次世代DVDの先駆けとなることで注目されている。余談だが、PS3のバージョン1.80アップデートで搭載されたアップコンバート機能は、Blu-rayディスク版AIRを参考にして、DVD版が同レベルに見えるように開発された。AIRの劇場版は脚本・中村誠の案を元に監督の出崎統が脚色した。上映当時はミニシアターランクで上位をキープし、AIR自体の人気の根強さを物語った。後に劇場版は、AIRの劇場版CLANNADロードショー記念として短期間ながらリバイバル上映が行われた。また、AIRはアニマックスにての放送(計2回)も予定され、その他アニメイトTVGyaO等でAIRの無料配信が行われるなどしている。

     
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